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だるまの掛け軸

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この掛け軸は僕が書いた、だるま、なんです。ある日、百枚ぐらい書いたのですが、気に入ったものは三枚しかなかったのです。目の墨の濃淡とか、輪郭線のなめらかさとか、文字のバランスとか、見るたびに破っていく方が多いのです。いや決して芸術家を真似しているわけではありません。僕の家の床の間に掛けたいだけですから、いくらだって妥協出来るのです。でも、せっかくその時間を使ったのですから、自分が納得したいだけなんです。ここに書いた言葉は禅の教えで、自灯明、法灯明、という、何もかもを見失ったときには、自分の考えで行動をしなさい、という意味なのです。もっともっと深い精神が込められているのですが、大雑把に言えばそんな意味です。何もかもから見放されたら。自分を信じてみましょう。この世の中、その気持ちが次の自分へと導いていくのではないでしょうか。もうすぐ、春がこの国を包んでくれるはずです。雪で暮らしを崩されている北の皆様、頑張ってください。皆様のご自分の気持ちで、雪という美しく危険な自然と上手に付き合ってください

松本一起〓
松本一起 * - * 01:12 * - * -
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